iOP

茨城大学では2学期クォーター制の導入とともに、3年次第3クォーターに必修科目を開講しないiOPクォーターを設け、学生の皆さんが学外をキャンパスとして学び、たくましく成長してもらえるようにしました。

iOPの目的

本学が掲げるディプロマ・ポリシー(学位授与の基準)には5つの要素があります。このなかで、「課題解決能力・コミュニケーション力」、「社会人としての姿勢」、「地域活性化志向」を実践的に学修する機会として、学外学修に専念できるiOPクォーターを設けました。この学外での体験を通して、「世界の俯瞰的理解」や「専門分野の学力」をさらに深めてもらいます。

iOPのスケジュール

iOPクォーターでどんな学外学修を行うかは、1年生のときから自ら考えて情報を収集し、企画と計画を立て、3年生になったときに届出を提出して、3年次の夏季休業~第3クォーターに学外学修を実施してもらいます。4年生のときにはiOPの経験を卒業研究や卒業後のキャリアに活かすなど、発展・展開させていきます。

学外学修の種類

次の表に示すような学外学修があります。

種 類 備 考
海外研修 留学
海外語学研修
インターンシップ 国内インターンシップ
海外インターンシップ
サービスラーニング ボランティア活動 海外ボランティア活動も含み、国際教育交換協議会(CIEE)等が提供する国内外の国際ボランティア活動を推奨します。
発展学修 課題解決ゼミ 社会連携センターや本学教員が企画または支援した授業やプログラムがあります。
自主研究 自主研究として、学会や自治体、各種団体等で実施しているコンテストやサイエンスインカレ(主催:文部科学省)等への応募があります。

iOPの認定

担当教員等の指導にしたがって、(1)事前指導を受けること、または主体的な事前学習が行われること、(2)学外学修の実施、(3)事後指導を受けること(成果報告)という3つのステップを完了した場合には、判定をした後で、成績証明書への記載をするとともに、認定証を交付します。
認定の基本的考え方は以下の通りです

Ⅰ.iOPクォーター(3年次の夏季休業から第3クォーターにわたる期間)での活動に関して、学修の観点で、目的、目標、方法が明確であり、卒業後の就職先(または進学先)に活動内容を、自信を持って説明できること。

Ⅱ. iOPクォーターでの活動は学外学修を基本とするが、iOPクォーターの前後に(1年次~3年次第2クォーターまたは3年次第4クォーター~4年次)学外学修を計画している場合は、その学外学修を充実させるために、上記(1)に則ってiOPクォーターを学内学修にあてることも可とする。

Ⅲ. 学外学修の期間は、終日行う活動で原則5日以上又はこれに相当する時間とし、上限はiOPクォーター期間全体までとする。なお、上記(1)を満たしていれば、iOPクォーター期間を超える長期の学外学修や、取組期間が5日未満の学外学修を複数組み合わせて5日以上にする場合も可とする。

iOP-AWARD

iOPの活動を行っている学生の学びの発展及び1、2年次学生に対する主体的学びの意欲向上を図ることを目的として、iOPの活動において顕著な成果をあげた学生を表彰します。

関係資料

iOP webページ
(茨城大学公式ページ)

iOP webページ

  • iOPに関するお問い合わせをメールで受け付けています。
    iOP情報室 iop[at]ml.ibaraki.ac.jp ※[at]を@に変えてお送りください

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